第2回滋企画『OTHELLO』公演情報

滋企画「オセロー」チラシオモテ

第2回滋企画『OTHELLO』

2024年1月31日(水)~2月7日(水) こまばアゴラ劇場

演出:ニシサトシ 出演:伊東沙保、中川友香、永井茉梨奈、佐藤友、佐藤滋(青年団)

NEWS

最新情報は公式Xにてご確認ください。

公演日程

2024年1月31日(水)~2月7日(水) 全10ステージ

日付マチネソワレ
1月31日(水)19:00(★初日割)
2月1日(木)19:00
2月2日(金)19:00
2月3日(土)13:0018:00
2月4日(日)14:00
2月5日(月)19:00(公演中止)
2月6日(火)14:00(追加)19:00
2月7日(水)14:0018:00(追加/振替公演)
  • 受付開始・開場は開演の30分前
  • 上演時間は、約2時間5分(休憩なし)を予定しております。

チケット料金

  • 一般:¥4,000
    • ★初日割:¥3,500
  • U-25:¥2,000
  • U-18:¥1,000
  • 応援チケット※:¥6,000(感謝特典付き)

※応援チケット
一般チケットとの差額で「滋企画」の今後の活動を支援できるチケットです。佐藤滋からのささやかな感謝の特典をお付けします。ご無理のない範囲で応援いただけましたら嬉しいです。

  • 日時指定・全席自由
  • 開場時点では【劇場支援会員→予約→当日券】の順番で受付しご入場いただきます。その後は券種に関わらず受付順にご入場いただきます
  • U-25・U-18は当日要証明書
  • 未就学児はご入場いただけません
  • 車椅子でご来場のお客様は事前にお申し出ください

チケット取り扱い

CoRichチケット!(当日精算)

URL: https://ticket.corich.jp/apply/284953/

予約受付開始日:2023年11月4日(土)10:00より
追加公演の予約開始日:2024年1月23日(火) 19:00より

当日券は残席がある場合に限り、開演30分前より会場にて販売いたします。販売の有無につきましては、当日10時頃に公式Xにて告知いたします。

会場・アクセス

こまばアゴラ劇場

京王井の頭線「駒場東大前」駅 東口徒歩3分
東京都目黒区駒場1-11-13/Tel:03-3467-2743
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

🖊️公演によせて

佐藤滋とシェイクスピア、接点は何だろうかと考えた。ううむ。
沙翁と演出家の自分との付き合いも⻑くなった。「四大悲劇」がそれなり分かるようなってきた。まとめる。

ハムレット=「やると決めたが、なかなかやらない」話
マクベス=「やると決めたので、さっさとやった」話
→結果どちらも主人公は死ぬ

リア王=「本当のことを言われたのに信じなかった」話
オセロー=「ウソを言われて信じる(ゆえに妻を殺す)」話
→面倒な人でもピュアな人でも(察しの通り)結果死ぬ

とかくに人の世の住みにくさ、MAXだ。生きるって何。

滋とシェイクスピアだが、二人とも「シ」で始まることだけ思い当たった。ははあ。演出依頼受けて、オセローやろうよと直感で即答した。滋さんが強くて感じやすくて人望の厚い黒人将軍オセローを(きっと顔を黒塗りにして)やるんだぜ。胸アツだろ?

文・ニシサトシ

「オセローをやる、ということ」

滋企画の佐藤滋です。
第二回の滋企画は、シェイクスピア『オセロー』を、やります。

正直に告白します。
やると決めた時点で、恥ずかしながら僕は『オセロー』の上演を観たことも、読んだことすら、ありませんでした。

第二回目の滋企画は、演出家ニシサトシ氏(以下サトチャン)と一緒にやる。
まず最初に、そのことを僕は決めました。
そして、作品選びは全て、彼に委ねようと思いました。

「…何やりたい?」
「『オセロー』をやろう。」
即答でした。
これが、僕と『オセロー』の出会いです。

過去に海外で、そしてここ日本で、この『オセロー』という作品がどのように上演されてきたか。何も知らなかった僕は、サトチャンからこの作品について(そしてシェイクスピアについて)、たくさん教わりました。今も、勉強中です。

この作品は、「愛と嫉妬」の物語である。
そしてそれと同時に、「差別」の物語でもある、とサトチャンは言います。そのことを無視はできないと。

古くから、この『オセロー』の上演では、オセロー役の俳優は顔を黒塗りしていたと聞きます(ここ日本でも、です)。
そのことを、僕らは考えています。

僕(佐藤滋)が、オセローをやる、ということ。
どうしてサトチャンは、『オセロー』を選んだのか。
僕に、僕らに、『オセロー』ができるのか。
顔を黒塗りにしたりせずに。

滋企画の、滋企画なりの、滋なりのオセローになるかと思います。ですがそれは、滋企画にしか、滋にしかできないオセローになる、とも言えます。

サトチャンはあの時、新宿の喫茶店で、確かにそう言ってくれました。

オセローを、やります。

滋企画 佐藤滋

作品解説

ウィリアム・シェイクスピアとは?

400年前のイギリスの劇作家。日本でいえば徳川家康と同時代人。52年の生涯で、「四大悲劇」のほか『ロミオとジュリエット』『夏の夜の夢』など喜劇と悲劇と歴史劇の37戯曲を書いた。たとえばボードゲーム「オセロ」は白と黒のイメージから戯曲タイトルに由来するなど、演劇・文学にとどまらない現代文化への影響は広く大きい。名文句「恋は盲目・Love is blind.」もシェイクスピア戯曲の台詞。言葉の達人。

あらすじ

地中海の海洋都市国家ヴェニス(ベネチア)のムーア⼈将軍オセローが、「嫉妬」(=“green-eyed monster”・緑の⽬の怪物)に狂わされて、愛する妻デズデモーナを殺す。密かに彼を憎む部下イアゴーに策略を弄されて。「でっちあげられた浮気」の動かぬ証拠となったのは盗まれた一枚のハンカチ。それは夫から最愛の妻への最初の贈り物だった。

愛し合う⼆⼈は、いかにして殺し殺されたか?


クレジット

第2回滋企画『OTHELLO』

  • 作:ウィリアム・シェイクスピア(松岡和子訳による)
  • 演出:ニシサトシ
  • 照明:岩城保
  • 音響:島貫聡
  • 舞台美術:香坂奈奈
  • 振付:枝見衣利子
  • 衣装:テヅカアヤノ(TeXi’s)
  • 舞台監督:守山真利恵
  • 宣伝美術:西泰宏(うさぎストライプ)
  • 相談:朝比奈竜生
  • 制作:河野遥(ヌトミック)
  • 出演:伊東沙保、中川友香、永井茉梨奈、佐藤友、佐藤滋(青年団)
  • 協力:青年団、うさぎストライプ、レトル、ヌトミック
  • 芸術総監督:平田オリザ
  • 技術協力:黒澤多生(アゴラ企画)
  • 制作協力:日和下駄(アゴラ企画)
  • 企画制作:滋企画/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
  • 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
  • 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化))|独立行政法人日本芸術文化振興会

チラシ

ポスター

メディア掲載

滋企画の第2弾は“胸アツ”な「OTHELLO」、タイトルロールに佐藤滋(コメントあり) – ステージナタリー – https://natalie.mu/stage/news/556468

佐藤滋が仲間と歩んだ滋企画「OTHELLO」開幕「大好きなアゴラ劇場で、お待ちしています」(舞台写真 / コメントあり) – ステージナタリー
https://natalie.mu/stage/news/559443

佐藤滋が仲間と歩んだ滋企画「OTHELLO」開幕「大好きなアゴラ劇場で、お待ちしています」(ステージナタリー) – Yahoo!ニュース – https://news.yahoo.co.jp/articles/e064b9858400a7757b16e227a775528d796e05da

本公演に関するお問い合わせ

最終更新:2024/02/06

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